スタート当初閑古鳥が鳴いていた

マンションができあがってうれしいとか、感動したとか、そんな気持ちは残念ながら持つことができませんでした。建物そのものが借金のかたまりにすら見えました。「もう逃げるわけにはいかなくなった」そんな覚悟を新たにして、私はついにマンション・オーナーとしての生活をスタートさせることになったのです。不退転の決意を持って臨み、その後は順風満帆:::といきたいところですが、現実はそ
うではありませんでした。冒頭で、竣工時点で決まっていた入居者は近所の方1人だけだったと述べました。これには、理由があります。「オーナーに建物を引き渡すまでは建築会社の責任です。他の人がむやみに入ってもらっては困ります」という建築会社の意向があったのです。そのため、入居希望者がいたとしても内覧できない状態でした。後でほかのオーナーさんたちに聞いたところでは、もっと緩やかなようです。希望者がいるなら、確認さえ取れば内覧することが可能でしょう。私の場合、非常にこだわりを持った会社だったといえます。とはいえ、実際に引渡しが行なわれたのは1993年1月幻日。スタートが2月1日ですから、その問、たったの叩日しかありません。その聞に全室入居者を決めるということはまず不可能です。そんな具合でしたから、マンションのほとんどは空室という状態から始めなければなりませんでした。ここで問題になるのは採算です。通常、アパマン経営は初年度が一番キャッシュフローが良くなります。新築のため、高い家賃収入が見込まれるということもあります。また、金利の助成は初年度が最も多く、元金返済分は初年度が一番低いのです。ですから、たとえ家賃収入がままならなくても、自分たちが負担する金利、税金は最小限に抑えることができるというわけです。家 売るならまずは無料査定をするべきです。

Leave a Reply